脱炭素化社会の実現に向け、研究開発に取り組む 中国電力エネルギア総合研究所

中国電力は,CO2排出量の削減や廃棄物の3R推進,環境保全対策など,事業活動に伴う環境負荷低減にグループ大で積極的に取り組み,持続可能な社会の実現に貢献しています。

また,中国電力の研究部門であるエネルギア総合研究所では,微生物を用いたCO2の再資源化やブルーカーボン生態系(海へのCO2吸収)への石炭灰製品の応用など,「脱炭素化に向けたエネルギー・環境技術」の研究・開発に取り組んでいます。

中国電力株式会社では,CO2排出量の削減や廃棄物の3R推進,環境保全対策など,事業活動に伴う環境負荷低減にグループ大で積極的に取り組んでいます。

具体的には,非化石エネルギーの利用拡大のため,原子力発電所の開発や既設水力発電所の有効利用,太陽光発電所の導入を進めています。また再生可能エネルギーの更なる導入拡大を図るため,隠岐諸島にてハイブリッド蓄電池システムの実証試験も行いました。


大崎クールジェンプロジェクトにおける石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)の実証試験設備

CO2を排出する化石エネルギーの効率的利用のため,火力発電所へのLNGコンバインドサイクル発電方式や超々臨界圧発電方式の採用,石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)の実証試験を行っています。

また,近距離産地からの発電所燃料の導入や,燃料輸送船舶の大型化,他社との共同燃料輸送により輸送船舶燃料を節約し,その結果CO2排出量の削減を図っています。

当社は,エネルギーに携わる企業グループとして引き続き,お客さまの生活に不可欠なエネルギーを低廉かつ安定的に供給するとともに環境問題にも取り組み,持続可能な社会の実
現に貢献していきます。