今回、2019年2月15日~17日に福岡県で開催された「EVO JAPAN 2019」に青Tボランティアスタッフとして参加したhamachiです。
選手としても参加しましたが、それはまた別記事で書いています。
まず最初に言いたいこと、それはボランティアスタッフとして参加してよかったと”心から思っている”ことです。
私自身、これまで対戦会や交流会を行ってきたこともあり、そこで培ってきたスキルを生かすことができたと思っています。
人それぞれに感じ方は違うと思いますが、私はこういった運営が好きなので次回もスタッフとして参加したいと強く思っています。
プレイヤーではないボランティアスタッフから見えたもの
EVO JAPAN 2019のボランティアスタッフには、大原学園様の学生さんやゲームの経験がほとんどない一般募集の方が90%以上占めていたのではと思います。
これまで馴染みが少なかった人たちが格闘ゲームを身近に感じ、興味を持ってくれたのなら、私個人としても嬉しい限りです。
私が一緒に仕事をした学生さんたちも、とても素直でしっかり仕事をしてくれる方ばかりでした。
またいつか会えたときには、今回の思い出話でもしてみたいものです。
ただ、一部SNSなどで声が上がっているように、今回のEVO JAPANには未熟だった点やスタッフへの配慮がもう少しあればよかったのに、といったネガティブな要素も見受けられました。
決してEVO JAPANの運営を批判するつもりはありませんが、いちボランティアスタッフとして、そしていち格闘ゲームプレイヤーとして、今回気になった点を上げたいと思います。
運営スタッフ不足問題
EVO JAPANスタッフには青色Tシャツのスタッフと、赤色Tシャツのスタッフが存在します。
赤色Tシャツスタッフが運営陣なので、青色Tシャツスタッフが困っていると赤色Tシャツスタッフを頼るのですが、実際は赤色Tシャツスタッフの数が少なく、困ってしまうことが多々ありました。
次回以降の開催では赤色Tシャツスタッフを増員することで、よりスムーズに進行できるのではないかと思います。
それこそ過去に運営ボランティアを経験した人を別枠で用意するとか。
食券を配布されるも多忙で食べれないスタッフも
SNSでも一時話題になりましたが、ボランティアスタッフには食券が配られていました。
しかし、スケジュールの関係や仕事量が理由で昼食を食べられないボランティアスタッフもいました。
この件に関しては正直なところ、運営側でもっとコントロールすべきところだったと思います。
CHALLONGEでのトーナメント進行は良いが負荷が大きい
大会進行は「CHALLONGE」と呼ばれるトーナメント表自動作成ツールが使われました。
しかし、 一斉に更新するため、負荷が掛かって非常に重くなってしまいました。
その結果、 更新が遅くなり、選手に迷惑が掛かった点もありました。
現場の状況がコントロールしきれない
試合をする場所には、集まったグループ以外の観戦者、応援者がたくさんおり、普通に歩ける状態ではありませんでした。
また、 順番になり呼び出しても集合しない、現地に来ていない選手が多かったことも気になりました。
対戦台の不備
対戦台とトーナメント表の番号が数字とアルファベットになっており、分かりづらかったように思います。
また、対戦台のヘッドホンの不具合も多く見受けられました。
開催前から不具合があったのか、進行中に不具合が発生したのかは定かではありませんが、スペアを用意するとか、選手自身のイヤフォンを使えるようにするといった配慮があれば、状況も変わったかもしれません。
正面玄関での受付の雑さ
事前公布されたチケットを見せる場所が無く、ネームプレートだけで受付されたことになっていました。
正直、チケットを購入していなくても入場できてしまうため、次回以降は受付体制を改善すべきでしょう。
試合開始のアナウンスの有無
試合開始のアナウンスが特に無かったため、試合を始めてよいのか戸惑う人が多かったように思います。
ボランティアスタッフ同士の引継ぎが出来ていない
全体的に、スタッフ同士で前半と後半の引継ぎがうまくできていませんでした。
前半に比べて後半は人数も少なく、1人で2台運営している場所もありました。
ここはあらかじめ、EVO JAPAN運営側で引継ぎマニュアルなどを作成していれば解決できた問題だと思います。
最後に
色々書きましたが、最初に書いた通りとても有意義な時間を過ごさせてもらいました。
今回は、1日目の前半のみボランティアスタッフとして働かせてもらいましたが、2日目もやればよかったなと思っています。
上述したように、様々なトラブルが多々ありましたが、それらも含めて良い経験になりました。
私自身が格闘ゲームの対戦会等を行っているので、トラブル等は慣れていますが、その他のボランティアスタッフは、どんな事が起こるかわからない初めての現場で、良く動いてくれたと思います。
あなたたちが居たからイベントを進行することができました。
ありがとうございました。
今回改めて思ったのは、私は裏方が好きなのだなということです。
EVO JAPANスタッフに配られた青色Tシャツは私の宝物です。
やってるときは必死ですが、終わった後の充実感は何物にも変えがたいものがあります。
今後も、日本でこういったイベントがあるなら、裏方として関わっていきたいと思います。
次回のEVO JAPANがどこで開催されるかは分かりませんが、都合が合えばスタッフとして動きたいし、もっと中へ入りたいので、もし中の人が見られていたらぜひオファーお願い致します!(笑)
Thank you EVO JAPAN!
みなさん、また来年会いましょう!

執筆:Hamachi
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